あなただけの学習法を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
“さみー”こと教室長の鈴木です。


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いま世の中には数多くの「教えてくれる」人がいます。
学校の先生、塾の先生、コンサルタント、グーグル先生笑
誰かに聞けばすぐに教えてもらえるという仕組みが
できあがっています。


そして「教えてもらった」ことを言われた通りにやれば
それなりの成果が出てくるようにもなっています。
実際、今ではいろんな仕事がマニュアル化されていて、
とりあえず「教えられた」通りにやれば、
誰でもある程度の仕事ができるようになっています。


もちろん、これは決して悪いことではありません。
そうやって互いに知識や知恵を共有することで
新しい価値が世の中に生まれていくはずだからです。


けれども「教えられた」ことを
「ただやっている」だけでは、
「一流」とか「本物」にはなれないと思うんです。




ぼくが高校時代に受講していた
ロジカルリーディングの横山雅彦先生は
「守・破・離」という武道の考え方になぞらえて
英文読解をマスターする道筋を示してくれていました。


まずは「型」をきちんと守り、
何度も何度も実践を積む中で「型」を破り、
そして「型」から自由に離れていく


つまり、人から教わって言われた通りにやっているだけでは
「型」を守る段階から抜け出せないということです。
いつまでも補助輪をつけたままでは、
自転車に乗れるようにはならないのと同じことです。


最終的に自分自身が新しい「形」を生み出せるように、
自分なりに何度も何度も繰り返し実践を積み、
自然と「型」を破って、離れていく勇気をもたなくては、
「一流」の人にはなれません。


一流というのは「一つの流れ」とかきます。
武道には「流派」がある通り、
それこそ新しい「流れ」つまりは「型」を生み出せる存在が
「一流」なのでしょう。


そして「一流である」というのは
「オンリーワンである」ということなんだと思います。
「No.1よりオンリーワン」という言葉がありますが、
本当にオンリーワンになるのは実は大変なことです。
人から教えられたこと・言われたことを
なにも考えずにただやっているだけでは、
No.1にはなれてもオンリーワンにはなれません。


学問の世界において考えるとわかりやすいと思います。
教えられたことを守るだけのペーパーテストなら
ちゃんとやればNo.1になることができますが、
新しい発見や考えを生み出すというオンリーワンな研究は、
ただ言われたことをやっているだけでは
絶対に成すことができません。




学問に限らず、どんな世界でも
「人らしさ」とか「個性」というものは
外側から取ってつけるものではなく、
それらを内側で熟成していくことで生まれてくるものです。


だから、「教えてもらう」で終わりにするのではなく、
それを「自分のもの」にしていく姿勢を持ってみてください。
マニュアルを捨て一人荒野に立って、
自分の力だけで戦ってみてください。


うまくいかないこともあると思います。
そんなときはまた「型」に立ち戻って鍛錬を積み、
もう一度トライしてみればいいのです。


勇気を持って戦い続けた人だけが
自分だけの武器を手にすることができます。
「自信」という揺るぎない武器を手にしたとき、
あなたは本当の意味で自分を愛することができるはずです。