あなただけの”学び”を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
“さみー”こと教室長の鈴木です。


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本年度の高校入試がすべて終了しました。
受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした。
生徒さんもさることながら、
親御さんも何かと気を遣う1年だったと思います。


「受験」というと
どうしても「合否」ばかりがフォーカスされます。
どこの塾や予備校、はたまた学校でさえ
「〇〇高校◯名合格!〇〇大学現役合格◯名!」
というスローガンを掲げていたりします。


もちろん、不合格よりは合格の方がいいでしょうし、
ぼくらのような「塾・予備校」に求められているのは、
合格という結果を出すこと
(正確には生徒さんに「出させる」こと)ですから、
受験において合否が重視されるのは当然のことです。


ですが、そういう見方ばかりしてしまうと、
仮に不合格になったときに
「意味がなかった」と思ってしまうのではないでしょうか?
それではあまりにも寂しすぎると思うんです。




あなたの「受験」が意味のあるものだったかどうかは、
合否という結果が決めることではありません。
あなた自身が決めることです。


それは恋愛にも似ているところがあります。
あなたが本気で好きになった人がいて、
でも残念ながらうまくいかなかったとき、
「あれは無意味だったな」と思いますか?


あのとき感じた心の喜びとか、
人を好きになるという尊さとか、
そいういったもの全部が無意味なはずありません。


意味は間違いなく「ここ」にあるんです。
(その辺りはぜひ
『ハチミツとクローバー』を読んでください笑)


世の中に意味のないことなんてないとはいいません。
でも、本気で打ち込んだものであれば、
どんなものにも意味が見出せるんだと思います。
それが「人」の凄さなのではないでしょうか?


やると決めたことを全部やりきった人なら
たとえ「不合格」という結果であっても、
堂々と胸を張って受け止めることができると思います。
その「不合格」は
テキトーにこなして手に入れた「合格」よりも
きっと価値のある意味のあるものだからです。




塾がこういうことを言ってはいけないのかもしれませんが、
人はやはり「ご縁」のある高校・大学へ進学するものです。


そして「ご縁」のあった高校・大学というのは、
受験を通して成長したあなたが引き寄せたチャンスであり、
だからこそ最高の時間を過ごせる可能性が
待っているはずです。
そのチャンスを生かすも殺すもあなた次第です。


まだ合格発表が残っている人も多いとおもいます。
出てきた結果で自分の成長を否定しないように、
これまで頑張ってきた軌跡を振り返ってみてください。
あなたの「逃げなかった」という記憶が
受験に意味を生み出し、
かけがえのない自信となって
これから先の日々を彩ってくれるはずです。