あなただけの”学び”を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
“さみー”こと教室長の鈴木です。


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よく毎日忙しいとか
やることがたくさんあるという人がいます。
特に大人は「忙しい」人が多いですね。
むしろ、「忙しく」なることが
大人になることのように感じることすらあります。


どうしてそんなに「忙しい」のたずねると
たいていの人は
「やんなきゃいけないことが多い」といいます。
「やるべきこと」がたくさんあることが
「忙しい」という状態と考えられているようです。


ですが、本当にそうなのでしょうか?
「やるべきこと」はあなたを「忙しく」させるのでしょうか?




金●先生みたいで恐縮ですが笑、
「忙しい」という字は「心を亡くす」とかきます。
自分の意思や目的がない状態で、
なにかを行うことが「忙しい」ということなのだと思います。


そう考えると
「やるべきこと」をやっている状態が「忙しい」のではない
ということになります。
むしろ、何の考え無しに(つまり心を亡くして)
多くのことを「やらされている」状態こそが
「忙しい」ということなのではないでしょうか?


「やらされていること」というのは、
ただ単に「こなす」ことで終えてしまうものです。
多くのことを「こなす」ことで、
「やった感」だけ味わって、
日々を無為に過ごしてしまっている人って
多いのだと思います。


ですが、いくらたくさんのことをやっていたとしても
ただ「こなす」だけでは成長につながりません。
学校のワークをただやって丸付けをしても、
あまり意味がないのと同じことです。
自分が「やるべき」と考え、
その目的や意味を考えて取り組むからこそ
そこに成長が生まれるんです。


あなたにとって「やるべきこと」が
「やらされている」ものであれば、
それは貴重な人生の時間を無駄遣いしているだけです。
自分でその意味や目的を考え
自らの意思で「やるべき」と認めることができれば、
それはあなたにとって素晴らしい成長の糧になります。


そして「やるべきこと」を
自らの「やりたいこと」につなげることができたとき、
人生は素敵な彩りを帯びてくるものです。




わたしたちは小さい頃からいろんなところで、
「夢はなんですか?」と聞かれ、
とにかく「やりたいこと」をやりなさいと
よく言われます。
ですが、「やりたいこと」というのは
自分の快不快やその場の思いつきだけで
見つけるものではありません。


人生において何らかの意味を見出し、
必然的に「やるべき」と感じられることが
「やりたいこと」であり、
あなたに成長の喜びをもたらしてくれるものなんです。


誰かに「やらされている」ことだらけで
「忙しい」と感じる状態では成長はありません。
成長の喜びが生まれないから、
「こなす」だけで終わってしまい、
日々がつまらないものになってしまうのです。


だから「やるべきこと」を自ら決めるというのは
「やりたいこと」を見つけていくのと同じということ、
つまりは未来を創っていくことなんだと思います。


自分の人生を自分のものとして生きるために、
自ら「やるべきこと」を心に決めなければなりません。
そうして何かをやるごとに
一歩一歩成長する喜びを感じることで、
心を亡くした「忙しい」日々から
心の底から「楽しい」日々へと変えていくのです。
そうすればきっとあなたの目の前に「やりたいこと」が
素敵な輝きを持って現れてくるはずです。


今、あなたの目の前には「やるべきこと」がありますか?