あなただけの学習法を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
“さみー”こと教室長の鈴木です。


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勉強でも仕事でも
器用に効率良くできる人もいれば、
そうでない人もいます。


確かに、どんなことでも器用にやれれば
それに越したことはないでしょうし、
効率良くやるために工夫をすることは
必要なんだと思います。


ただぼくが怖いなと思うのは、
「効率のいいやり方」とか「器用さ」が
あたかも”正しいこと”と思われてしまうことです。


なんとなくですが、
現代では物事をうまく達成できない人を
「要領が悪い」とか「不器用」などといって
バカにしたり、蔑む空気があるような気がします。


どんなことでも
「効率のいい方法」というものがあって
その通りに進められなければ、
まるで間違いを犯しているかのように
感じてしまう空気です。


だから、誰かがいう「効率のいい」方法をみんなが探します。
つまり「正しく」あろうとするんです。
いま、いわゆる「ノウハウ」みたいなものが
蔓延しているのもそういうところがあるのかなと思います。


それぞれが工夫してうまくいったやり方をシェアするのは
素敵なことだと思います。
塾でも「効率のいい勉強のやり方」を教えていますしね。


でも、そのやり方が「正しいのかどうか」ばかりを気にして、
周りの人が言うところの「効率の良さ」ばかりを求めてしますと、
本当の「器用さ」を手にすることはできません。




器用というのは
器を用いると書きます。
器とは「人の器」という言葉もある通り
あなた自身のことです。


自分を使えるひとが器用な人です。
つまり自ら行動していく人こそが
本当の意味の「器用」なんだと思います。


だから、方法が大切なのではありません。
自ら行動を起こすことが大切なのです。


残念ながら、
万人にとっての「効率の良いやり方」なんてありません。
みんなにとっての「正解」はないんです。
あなたが行動を起こせばそれがベストな方法なんです。


やり方が間違っているんじゃありません。
やらないのが間違っているんです。


たとえ「不器用」に見えても
そこに行動があるんであれば
それだけで価値のあることだと思います。


自分を使って行動を起こした人こそが
「器用」な人です。
だから、自ら行動していない人が
「あのやり方は効率が悪い」と言って
一生懸命に自ら行動している人を
批判する資格はありません。


その行動が効率がいいかどうかは
まわりが決めるのではありません。
あなたが決めることです。


うんちくばかり垂れて、
自らは行動していない人の声に
耳を貸さないでください。


周りから「不器用」に見られても
自ら行動していれば
あなたは「器用」な人です。


あなたはあなたのやり方で
行動し続ければ
それでいいんです。