あなただけの学習法を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
“さみー”こと教室長の鈴木です。


負けたことがあるというのが_いつか大きな財産になる


ある日のこと、授業の終わりに、
高校生の生徒から定期テスト結果の報告を受けました。


英語のテストで平均点前後の得点だったのが
とても悔しかったそうで、
具体的になにが足りなかったのか、
次はどうしていくのかということを
熱を持って話をしてくれました。


驚いたというより嬉しかったのは
この生徒さんがちょっと前までは
英語が苦手だった子だからです。
塾に入る前は平均点にはおよそ届かず、
ぼくにテストを見せるのも嫌だった生徒さんですが、
ほんの数ヶ月でここまで成長していました。




「悔しさ」がわかるというのは
それだけ真剣に取り組んだという証拠です。
自分に対する悔しさは
次へ進むための起爆剤になります。


逆に「悔しさ」のわからない人というのは
たいていは何かの誰かのせいにして
自分から逃げている人です。


自分が本気になる代わりに、
あるいは自分を変える努力をする代わりに、
他人を羨んだり、ただ愚痴をこぼしたり、
批評家ぶってみたり…そうやって
自分から逃げてしまう人がたくさんいます。


だから悔しい思いをすることはありません。
多くの人はそれを「大人になる」ことと
勘違いします。


でもそれは自分から逃げているだけです。
その方が楽だからそうしているだけです。


「大人になる」というのは自分の可能性を信じて
自らを「成長させ続ける」ということです。


「悔しさ」を感じられなくなれば
次へ進むことはできません。
「悔しさ」を受け入れて、
次に向けて自分の芽を伸ばそうとすれば、
そこに成長が生まれます。


自分を大切にしているからこそ、
「悔しい」思いをするし、
自分を信じているからこそ、
次の一歩も踏み出せるんだと思います。


「悔しさ」を忘れずにいれば、
人はどこまでも成長できるはずです。