あなただけの学習法を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
“さみー”こと教室長の鈴木です。

夏休みに入り、はや2週間。
とうとう8月ですね。

画像の説明

人の行動習慣というのは
およそ2〜3週間ででき上がると言われます。
なので、夏休みが始まって今日までと同じような行動が
残りの夏休みの過ごし方になるわけです。

時間というのは手のひらをこぼれ落ちていく砂のように
さらさらと流れていくものです。
そのことを意識して過ごしている人と
何も考えていない人では
時間の過ごし方が違います。

あて、あなたのこの夏の時間の過ごし方は
生産性のあるものになっているでしょうか?
もしそうでないと思うのであれば
ここで自分の行動を振り返ってみてください。

まず今のあなたにとって
“利益”とはなにか?を考えてみます。

例えば勉強でいれば
テストの点数や偏差値が上がるとか、
苦手な科目ができるようになるとか
その程度のもので構いません。
自分にプラスになることぐらいで考えてみてください。

次にあなたのこれまでの行動を以下の順番で書き出していきます。

①なんの利益にもならない行動・害にもなりうる行動
②かける時間に対して生産性が低い(利益が少ない)行動
③かける時間に対して生産性が高い(利益が多い)行動
④生涯の成長につながる行動(価値観に見合う行動)

①からみていきましょう。
これは自分にとってまったく利益にならない、
何の成長にも繋がらずただ時間を浪費している行動です。
例えば、
ずるずるとネットサーフィンをするとか
ぼーっとテレビを見る、
だらだらゲームをしたり漫画を読んだり、
友達とふらふら遊ぶといった行動は
”利益”につながらない行動でしょう。

勘違いしないでいただきたいのが
ネットやゲーム、テレビ、漫画、遊びがいけないというのではなく、
何も生み出さないそれらの活動が生産性がないということです。

例えば、ゲームであっても
将来ゲームの開発をしたいから
その構造や仕組みを考えながらやるとか、
漫画家や編集者になるために、
表現の仕方を意識して読み込むといった行動は
それを目的としている人にとっては
“利益”のあることなので、
あくまであなた自身の価値観、
つまりなにに価値を置き、どんな目的を持っているのか
というところで”利益”になるかどうか考えてみてください。

趣味でテニスをやっている人間にとっては
練習はただ利益にならない行動ですが、
錦織選手にとっては生きていくために必要な”仕事”
という重要性を持っているので
意味が違ってくるわけです。

とはいえ、多くの中高生にとって
おそらく利益をもたらさないであろう行動は
例えばこんなものがあります。

・ジャンクフードやお菓子を食べる
・用もないのにスマホいじり
・友達との無意味なライン
・YouTube連鎖
・テレビ鑑賞
・ゲーセン遊びやプリクラ

これらはそれなりに時間を奪うくせに
利益はほぼ0、場合によっては
体や精神に害を及ぼす可能性もある行動の代表だと思います。
(繰り返しますが、価値は人によるものですから
これらを全否定しているわけではありませんよ)

中高生の”時間”というのは
大人の時間とは違い、
心も体も成長過程にあります。
だからなおのこと、
”利益”にならない無駄な行動は極力無くしていき、
”利益”につながる行動、
できれば”成長”につながる行動に時間をかけたほうが
心と体の充実感もみなぎってくると思います。

続く…