あなただけの学習法を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
さみーこと鈴木です。

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高校生の頃、
予備校の授業でこんな話をしてもらった記憶があります。

「君たちはいま”学生”だけれども、
学生というのは”学ぶ”に”生きる”と書く。
それは”学ぶこと”を”生きる道”に選んだ人のことを言うのだと思う。
学びながら生きるってことだね。

学ぶというのは
いま君たちが受験のためにやっている勉強だけでなく、
日々見たり聞いたり感じたりしていることから
栄養をもらって成長することと考えてみてほしい。

だから誰もが真剣に生きている限り
学生なんだと思う。

ぼくも君たちも”学生”であることにかわりない。
でも、僕は"先生"と呼ばれる。
じゃあ、先生って何だろうか?

先生というのは"先"に”学生”になった人と書く。
つまり、その道の先輩を意味するわけだ。

僕は僕で”学生”として自分の学問をするし、
”先生”としてその道しるべを君たちに残しているだけだ。
だから君たちもどの先生の後ろ姿から学ぶのか、
そしてそれを追い越したいのかってことを
ちょっと考えて大学に行ってほしい」


一流の選手はやはり一流の経験を持つ選手から学びます。

テニスの錦織選手がマイケル・チャンを先生に選んだのも
彼から学ぶものがあると思ったからでしょう。

「学び続けてないやつ(つまり二流)から学んでも意味はない」

というのが僕の高校時代からの考えです。
成長を止めた人間からは何も学べないんだと思います。

誰から学ぶのかということを考えるのも勉強のうちの一つです。

とはいえ、小中高のときには
学校の先生を選ぶことはなかなかできません。
(なので、せめて塾など先生が選べるものについては
親御さんも生徒さんも”誰から教わるか”というところを
きちんと考えるべきと思います)
だから選ぼうにも選べないという人もいるでしょう。

でも、先生は学校だけにいるわけではありません。
例えば、本の中にも先生はいます。
最近ではインターネットなんかを使えば
世界中の先生に出会えます。
それだけではありません。
歴史の中にも、自然の中にも先生はいます。

だからいい先生に巡り会うのを待つのではなく
教えてもらうのを待つのではなく、
自分で学び始めてみてください。

いまあなたの好奇心が向いている扉を開いて
一歩踏み出せばきっとそこには誰かの足跡があるはずです。

それがあなたにとっての最高の先生です。
そしてその後ろ姿を見ながら学びつづ付けることで
あなたもその道の先生になれるのです。

それって素敵じゃないですか?