あなただけの学習法を創り出すために
とことん集中できる環境でがっつり勉強させる専門家、
短期間で一気に目標達成請負人の
さみーこと和光無限塾教室長の鈴木です。

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市内の中学校は先週から来週にかけてが
定期テスト真っ只中。
高校生もテストが行なわれている学校が多いようです。

定期テストに向けてついついやってしまうのが
“欲張り屋さん”思考。

「前回は国語と英語が悪かったからなぁ…
あ、でも数学もやっておかないと下がりそうだし。
それに理科は授業がよくわかんないから時間かけてやらなきゃ。
まてよ、まだ社会の用語も覚えていないや」
といった状況です笑
つまり、どの科目もすべてバランス良く成績が上がるように
あれもこれも頑張って取り組んじゃう人ですね。


多くの人は定期テスト対策では全科目を
バランス良く対策しなくてはならないと思い込んでいます。
これは決して悪いことではありません。
むしろ学習意欲があるという意味では素晴らしい。

ですが、欲を張りすぎるのはダメです。
全科目をまんべんなく上げようとすると
ぜんぶ中途半端になる恐れもあります。
特にいま思うような成績が取れていない人は
なんでもかんでもがむしゃらにやって
結局、どれも伸びなかったという事態に陥りやすいものです。

そこで問題を絞るというやり方があります。
すべての教科を100%できるようにするのではなく、
1科目ずつあるいは1単元ずつ強化ポイントを決めて
勉強するのです。

実際に、英語が40点くらいしか取れなかった子が
週2回英語の受講をして
定期テスト前は対策授業を英語のみで受講し、
80点台まであげた子がいます。

すべてを完璧に伸ばすといいうのは
確かに理想的です。
けれど、それをするためには
定期テスト前の限られた対策期間では無理があります。
だから残りの期間と自分の理解度やスピードを考えて
戦略を練らなくてはなりません。

それに定期テストは長期戦です。
中間テストだけよければいうのではありません。
だから、成績を伸ばしたいと思うのであれば、
1学期中間ではこの科目を、期末ではこれをといった具合に
ステップを踏んでいく必要があります。


井上ひさしの『握手』(中学教科書の定番物語)でも
ルロイ修道士がこう言っています。

「困難は分割せよ」と。

全科目の成績を上げるという「困難」は「分割」してください。
まずは課題を絞って絞って絞りまくって
それに全力を注いで取り組んでみましょう。
1点集中の力は凄まじいですよ。

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