丸暗記に頼らず、日本語と英語のニュアンスをきちんとおさえて
表現力のある英語を身につけられるようにする専門家、
さみーこと鈴木大樹です。

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塾は今日から冬期集中学習の後半戦に入ります。
冬休みが明ければ早いもので
1月16日と17日にセンター試験が、
1月22日ごろからは私立高校の推薦入試、
1月24日に英語検定が、
1月31日にはTOEIC公開テストが実施されます。

特に何かと話題になっているのがセンター試験。
毎年、雪が降るのかどうかで騒がれることもありますね。

センター試験の対策というのは
ほとんどの高校生が過去問題を解いて行っていると思います。
その中に、ここできちんとやっておくのとそうでないのとでは
大学に入ってから先、英語を使いこなせるようになる上で
とっても大きな差になってくるものがあります。
それは何でしょうか?

正解は…大問1で出てくる発音・アクセント問題です。

英語の辞書には必ずといっていいほど、
発音記号というものが載っています。

最近は電子辞書やネットの辞書アプリのほとんどが
音声と連動しているので
それを聞くだけで発音がわかった気になってしまいますが、
例えば”a”の発音一つとっても4種類ほどあるわけで
単純に耳だけで聞き取るのは難しいものです。

これは何かの本で読んだことがあるのですが、
人の”聴く”能力というのは、認識と大きく関わっていて、
わかっているもの、知っているものは聞こえるけど
そうでないものは聞きにくいという特徴があるそうです。

なので、”a”の発音パターンを知っている人とそうでない人では
聞こえている音が違ってくるということなんです。


特に外国語を学ぶときには
知識のサポートを得ながらでないと
音の違いを聞き取るのは難しいと思います。

発音・アクセントのルールは
そんな期間がかかるものではありませんし、
今からやっても十分間に合います。
センター試験をきっかけにきちんとやっておけば
リスニング力にもつながりますし、
その後の英語学習がとてもスムーズになります。

よくネイティブは自然に音だけで覚えているし、
発音記号なんて日本くらいしか使っていない何てことも言われますが、
わたしたちだって日本語で漢字の読み方をテストで課されていますよね?
文字の読み方というのは習わなければできるようにはならないのです。

ただぼんやりと聞いたり話したりしていれば
自然と身につくというわけではないのです。
ましてや大人になってからは
”アタマ”を使って話したり聞き取った方が
効率がいいです。


ちょうどセンター試験もくることですし、
10日間くらいで発音・アクセントを確認してみては
いかがでしょうか?

それではみなさん、よい1日を
Have a nice day!